日が落ちるのも早まり少しずつ秋を感じるようになってきましたが、秋といえば、食欲の秋、読書の秋、そしてスポーツの秋ですね。
プロ野球はペナントレースも終盤となり、今年11月にはサッカーワールドカップも開催されます。
皆様はスポーツは好きですか。
今回は、スポーツにおけるデータ活用に関するお話です。

昭和の時代は、スポーツは努力と根性といった浪花節的な世界であったかと思われます。
しかし、現代のスポーツはデータ計測・分析によって大きく変わって来ています。

有名なものにデンマーク企業の測定機器がありますね。
この機器は、軍事用の弾丸追尾システムを応用した製品ですが、このような機器を用いてゴルフや野球を代表に様々なスポーツでデータ計測が進むこととなりました。
ゴルフや野球の代表的な計測内容としては
ゴルフでは、フェースアングル、ボール初速、バックスピン量、他
野球では、球速、回転数、ボール変化の大きさ、打球速度・角度・飛距離、他
など様々ありますが、これらデータを蓄積・分析するアナライザーなども同時に用いてトレーニング、指導、戦略などに活用されています。

皆様がイメージしやすい具体的なものとしては、書籍や映画で有名になった統計学的手法を用いてデータ分析を行い選手評価基準を生み出したメジャーリーグの「セイバーメトリクス」が有名かと思われます。
(QS、WHIP、OPS、UZR等々の成績評価指標を一度は聞かれたことがあるのではないでしょうか)
現在のスポーツの世界では、指導者・選手ともに旧来の努力と根性以上に、デ
ータや分析結果を用いてパフォーマンス向上に努めています。

個人としてはっきりとした数値で成績が示されるスポーツと違って、私たちのビジネス活動の成績がここまで具体的な数値データによって分析される状況ではありませんが、近い将来には私たちの業務も様々な基準数値を示されて評価される時代が来るかもしれませんね。

また、企業の経営分析としては、従来のBI(Business Intelligence)ツールを用いて、各種指標(収益性指標、生産性指標、成長性指標等々)を導き出し経営判断に活かしていましたが、AI(Artificial Intelligence)の登場により人間が行っていた推論・判断もAIで行えるようになってきました。
今後は、更にAIの利用が進むことで経営における意思決定スピードが早まるのではないでしょうか。

弊社でも、企業のデータ分析をご支援するBIツールを、比較的な安価な製品から高度な処理が可能な製品までお客様が求める内容に適した製品を複数ご用意しております。
企業のパフォーマンス向上のためにBIツールご検討の際には、是非お気軽にご相談ください。

以上